2012年3月15日
日本でのブランディング、そして何よりも「楽しさ」を追求する事をテーマに、クイックシルバーエキゾースト(本社イギリス)は、去る3月11日に日本の鈴鹿サーキットで開幕した鈴鹿クラブマンレース ラウンド1 クラブマンスポーツクラスにクイックシルバーのロゴを纏った
VITAにて参戦した。
鈴鹿サーキット クラブマンシリーズ ページ
F1開催サーキットでもある鈴鹿サーキットの西コースにおいて、予選10分、決勝12周で開催される本イベント。今回のレースがチームとしてのデビュー戦となるアビーレーシングは、ドライバーにも日本でのデビュー戦となるアレクサンダー・ミースを起用した。
弱冠19歳のドイツ人であるミース選手は、ドイツ本国で行われるハコ車レースでは知られた存在で、1周20kmを超えるニュルブルクリンクの北サーキット(Nordschleife)では、クラス別のコースレコードを保持している。
午前中に10分間で行われた予選で、ミース選手は1分30秒342のレコードタイムでポールポジションを獲得。生まれて初めてのスタンディングスタートとなった決勝では見事なスタートを切り、12周で行われた決勝では独走の優勝を決めた。
鈴鹿クラブマン ラウンド1 リザルト(レース結果)
決勝終了後にミース選手は「初めてのスタンディングスタートに緊張しましたが、アビーレーシングの下島代表に教わったとおりに、上手くスタートが切れました。初めての日本、初めての鈴鹿での優勝を非常に嬉しく思いますし、クイックシルバーを始め、今回のレース参戦をアレンジしてくれたスポンサーとマネージャーには感謝の気持ちで一杯です」と語った。
日本国内でのミース選手の今後の参戦予定は未定だが、本国ドイツでは昨年に引き続きニュルブルグリングVLNシリーズに参戦の予定だ。クイックシルバーでは今後もミース選手とアビーレーシングの動向を見守って行きたい。